こんにちは! ヒキニート太郎です^^
私は「編入学世界で誰も殺人犯にしない」というスローガンで活動しています。
編入学世界とは、
「編入学を業界と呼ぶ者は世界と呼ぶ者に絶対に勝てない」
という金言にインスパイアされた、――編入学に携わるすべての人たちの呼称です。
――今日は連載小説の第二回目です。何回目かで終わりますので読んでください。
國生は重い口を開く――。
それはとてつもなく幼稚な答えだった。
「嘘の広告の何がいけないんですか?」
「……」
小林は言葉を詰まらせる。
小林は別に社会正義を説きたいわけではない。
ただ出資した三千万円が、要はパァになるのが嫌なのだ。すっかり広告を信じて出資した三千万円があぶくのように消えることを何より恐れている。
「叩いている人が言っていたな、受験生に対して罪はないと。しかし、な、出資は別だろう?」
小林の言葉には、まだ國生の胸中を斟酌するような音の響きがある。
少し擦れた声と潔く籠る熱量――。
人を欺くことになれた國生に対して、躊躇いのない温情のような気持ちがあって、そんな音の響きになる。――そのような者でなければ三千万円も他人に期待しない。
國生はただ一言告げて、事務所を出ようとする。
「俺、犯罪はしてないんですよ。叩いている連中は悪意が証明されれば犯罪なんです。俺の勝ちです。だからもう、いいかなって」
「いいかな? ……だと?」
小林は不思議で仕方がない。
國生誠の独善で塗り固められた倫理観についていけないのだ――。
――つづく!
――誰かが殺人犯になる前に!
私の決意は本物です。
編入学世界で殺人事件を起こさないために、國生くんのしている悪事をチャンチャンにしないといけないのです、ね。

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