「編入って、受かる確率どれくらいなんですか?」
これは編入界隈で最もよく聞かれる質問の一つです。
そして最も答えに困る質問でもあります。
なぜなら、編入試験は普通の大学受験と違って、あまりにも「大学ごとに違う」からです。
ある大学では倍率2倍。
別の大学では20倍。
しかも「倍率2倍だから簡単」とも限らない。
今日はそんな、編入試験の「受かる確率」という不思議なテーマについて書いてみます。
編入試験は「受かる人しか受けていない」
まず最初に言っておきたいことがあります。
編入試験は、一般受験みたいに「とりあえず受けてみた」が少ないです。
なぜなら準備が重い。
- 英語
- 専門科目
- 小論文
- 面接
- 志望理由書
- 単位確認
- 出願資格
この辺りが大学ごとに全部違います。
つまり、途中でかなりの人数が脱落します。
「受験する前に消える人」が多いんですね。
だから編入試験の倍率って、実は見た目ほど当てにならない。
「倍率3倍」と「倍率3倍」は違う
例えばA大学。
募集人数5人。
受験者15人。
倍率3倍。
数字だけ見ると普通です。
でも内訳を見ると、
- TOEIC900点の人
- 国立高専の人
- 同系統学部の人
- 研究計画を既に書いている人
みたいな“ガチ勢”が混ざっていることがある。
一方で別の大学では、
- 記念受験
- 出願だけした人
- 専門が全然違う人
も普通にいる。
同じ3倍でも、中身が全然違うわけです。
編入界隈には「静かな強者」がいる
編入を始めると気付きます。
SNSで全然騒がないのに、めちゃくちゃ強い人がいる。
- 高専から国立大へ行く人
- 英語だけ異常に強い人
- 数学をずっと続けていた人
- 研究室単位で対策している人
しかも彼ら、あまり「受験頑張るぞ!」みたいな投稿をしません。
突然現れて、突然受かって去っていく。
編入試験は母数が少ないので、こういう存在が倍率以上に怖い。
でも、編入は「逆転」が起きやすい
ここが面白いところです。
一般受験は積み上げ勝負になりやすい。
でも編入は違う。
- 面接でハマる
- 研究内容が刺さる
- 志望理由が一致する
- 教員との相性が良い
- 学科の欲しい人物像に合う
こういう「マッチング」がかなり大きい。
つまり、偏差値だけで決まらない。
実際、
「え、この大学受かるの!?」
みたいなケースも普通にあります。
逆に、
「絶対受かると思ってたのに……」
も起きる。
だから編入経験者ほど「倍率だけでは語れない」と言うんですね。
「受かる確率」を上げる人の特徴
色々ありますが、共通しているのはこれです。
情報を集めるのが早い
編入は情報戦です。
シラバス。
過去問。
募集要項。
単位認定。
英語資格。
この確認を早く始めた人ほど有利。
逆に、夏になってから
「え、この大学TOEIC必要なの?」
となると厳しい。
「受かる大学」を選ぶ
意外と重要です。
編入って、「行きたい大学」だけ受けると事故ります。
研究内容や募集人数との相性を見て、
- 本命
- 実力相応
- 安全圏
を分ける人は強い。
これは就活にちょっと似ています。
過去問を軽視しない
編入試験は大学ごとにクセが強い。
- 数学が重い大学
- 英作文が異常に難しい大学
- 面接重視の大学
- 専門科目が細かい大学
全部違います。
だから「編入英語を頑張ればOK」ではない。
過去問を見ると、大学の性格がかなり出ます。
結局、受かる確率って何%なの?
最後に答えを書きます。
たぶん多くの人が期待しているのは、
「努力すれば〇%!」
みたいな数字でしょう。
でも編入は、その数字が出しにくい試験です。
ただ、一つ言えることがあります。
編入試験は「知らない人が損をする試験」です。
逆に言えば、
- 情報を集めて
- 早く動いて
- 大学研究をして
- 過去問を分析して
- 出願戦略を考えた人
は、かなり勝率が上がる。
だから編入は、単なる学力試験というより、「調査と準備の試験」に近いのかもしれません。

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