――彼らの叫びは埼京線のホームに降りる階段の中ほどまで聞こえた。
東南口を出るひとなら改札を通る前に、彼らの存在に気がついただろう。
外国人も日本人も、彼らの力強さんに見入っていた。
政権を拒絶するひとがこれだけ大勢いるのを心強いと思わないと駄目だ。
賛成する人は、賛成しているのだから、数が多くても、賢くても、何も変わらない。
反対する人の数が多く、賢ければ、政権も「少しは真面目にやらないといけない」と思うだろう。
それは圧力だ――。
なぜ、プーチン、習近平、金正恩がいないのか――?
この質問をくれたかたのために、後日、鍋倉さんに尋ねる。
ただ被治者としての日本人を抑圧しているのは間違いなく、トランプ、高市、ネタニヤフなのだろう。きっとそういう含意があると思った。


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